治具開発のポイントは処理対象(ワーク)のどの部分を把持するか、その把持がその他の部分の表面処理に影響を与えないか、槽に投入した場合や処理中にワークが正常に保たれるかなどがあります。ここに挙げる表面処理用治具(ラック)は製品(ワーク)がラックに収まった状態で最大の処理効果が得られるように製造しています。私たちは長年にわたる経験と知識の蓄積で貴社ワークにとってベストな形状のラックをご提案いたします。
メッキ前工程に使用される治具で、ある程度のサイズが兼用できる構造です。
アルマイト処理用。母材はチタンで、接点部分の交換が可能です。
亜鉛メッキの特性を生かした、給電部取替式治具です。
割れやすい材質を把持するためにコイルばねを使用した基板用の治具です。
数万点あるといわれる工具ひとつひとつに対応した治具製作を行います。
液中で上下移動が行われてもきっちりとワークを把持できる構造です。
筒の中など、メッキの着きにくい部位を補助陽極板でカバーしています。
補助陰極板を使用して、凸部・端部などの膜厚を調整する機構付きです。